電気保安法人設立の裏話
「いろは」ブログ

  • 2019年4月12日
    お世話になっております。株式会社鈴和の鈴木です。

    もう少ししましたら、ここから引っ越しをする予定です。
    ワードプレスに引っ越し予定です。
    仕事しながら、余った時間で制作してますので・・・結構かかるかもしれません。
    その際はこちらにてお知らせいたします。

    さて、今回は
    「こういう場合はどうする? 停電をさせるのが難しい委託先の場合」
    についてです。

    今日のお話なのですが、市役所の年次点検でこういうお問い合わせがありました。

    担当者「年次点検の件ですが、当初予定していた日程が出来なくなってしまったため、翌月の〇日にお願いしたいのですが、予定は大丈夫ですか」

    鈴木「保安規定上、年次点検は1年に1回は行うと書いてしまっているため、翌月になりますと1年以上になるため難しいです。1ヶ月前倒しで予定は組めないのでしょうか?」

    こんな感じでお答えをしたのですが・・・確かに市役所は選挙とか、急遽予定が入って停電作業が出来なくなるという事は起こりうるなと思いました。

    そこで電力安全課に問い合わせてみました。

    ※今回の判断は、関東東北産業保安監督部電力安全課での判断ですので、他の地域では違う可能性はありますので、それぞれ問合せしてみてください。

    Q1. 様々な要因で停電させることが難しい受託先があるのですが、そこの受託先を1ヶ月遅らせる事は可能なのでしょうか?

    A2. 今回のケースのような、どうしても止められない理由が生じてしまった受託先で、今後も同じようなケースが頻発する可能性がある場合は、保安規程を変更し、さらに年次点検を1ヶ月伸ばした際に安全が確保できる基準値に入っている設備であれば大丈夫な可能性はあります。
    ただし、3ヶ月や半年まで伸ばす事はできません。

    なるほど!って思いました。

    電力安全課としては、まずは安全が確保できるのであれば、そこから交渉することは良いですよと言う判断でしたので、これはかなりいい判断だと思いました。
    また、今回のケースのようなと言ってましたので、どの設備でも対象と言う話ではないと思います。

    さっそくうちの現場の担当者にその旨を伝えたところ。
    「市役所?無理無理!色々と修理しなくてはならない箇所が多いから、安全を確保できる判断を電力安全課がしてくれないよ」

    という事で、今年は前倒しでやることが決定しました

    では、いつものようにこちら
    https://ssl.form-mailer.jp/fms/ebca1383269580
    からの直接お問合せでも構いませんし、
    ホームページ
    電気保安法人設立.com
    を見ていただいてからお問合せしていただいても構いません。

    以上よろしくお願いいたします。

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