電気保安法人設立の裏話
「いろは」ブログ
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電気保安法人の立ち上げにかかる費用おはようございます。計装工事屋こと鈴和です。
さて、今回は電気保安法人の立ち上げにかかる費用についてです
ご存知の通り、立ち上げの際にもっていないといけない工具があります。そういうのも含めておいくらかかるのかざっくりとなるとは思いますが出しますね
今回は、1営業所 2名の保安業務従事者で申請した場合にします
まずは、持っていれば買う必要のない工具
1 マルチメーター 40,000円 ×2
2 絶縁抵抗計 26,000円 ×2
3 接地抵抗計 37,000円 ×2
4 低圧検電器 3,000円 ×2
5 高圧検電器 15,000円 ×2
これまでが一人1台ずつ持っていないといけない工具です。
そして次が持つ必要はないが、持ってないと実質仕事にならない工具です。
6 放射温度計 12,000円 ×2
7 I0r計測器 120,000円~100,000円位
温度計は、機器の発熱状況をチェックするのには必ず必要ですので、そもそもなんでこれが機械器具の保有状況届出書に記載されていないのかが不思議
I0r計測器に関しては、これを持ってないと絶縁監視装置に記載するときに必要となります。
あと、漏電って意外と多いので、出来れば一人1台持っているといいですね!
それから、放射温度計の代わりに最近は安くなったサーモグラフィーに変えてもいいかもしれません。
最近の携帯型のサーモでしたら10万円しませんからね。ちな、うちのは・・・90万・・・早く買いすぎた・・・
そして次が、リレー試験器と耐圧試験器ですね。
こちらは、営業所に1台あれば大丈夫です。
8 GR・DGR試験機 230,000円
9 マルチリレー耐圧試験器 300,000円
10 耐圧トランス 170,000円
そして、次は・・実際に必要な工具です。
11 短絡アース 30,000円
12 高圧用ゴム手袋 22,000円
13 高圧用シート 15,000円
こちらは、安全な作業する際には必ず必要ですので、最低限はこれくらいは用意することをお勧めいたします。
この他にもそろえたほうが良いものはあるのですが、0からスタートでそろえるとなると最低限・・・110万から120万円くらいの工具が必要となります。
これをみましても、電気保安法人を立ち上げるハードルの高さの一つに入るんだろうなぁって思います。
でも、予算がないけどどうしても立ち上げたいという方がいましたらご連絡ください。
色々とアドバイスして、安く立ち上げることもできますので♪
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